ファイル/ディレクトリのバックアップ
ファイルのバックアップコマンド cpio
主にファイル単位でのバックアップで使われる
- リダイレクション記号で入出力を指定
- find でファイルリストを作成する
cpio の基本的な利用方法
find ディレクトリ名 | cpio -oa > バックアップ先アーカイブ名
cpio のオプション
オプション | 内容 |
---|---|
o | 出力モード(バックアップを行うとき) |
a | ファイルへの最終アクセス時刻の保存を指定 |
i | 入力モード(バックアップデータを読み込むとき) |
t | ファイル名の一覧表示 |
d | 必要に応じたディレクトリ作成を許可 |
m | ファイルの最終更新時刻をアーカイブ時の時刻と同じにする |
-newer | 差分/増分バックアップ用オプション |
ディレクトリのバックアップコマンド tar
主にディレクトリ内のすべてのファイルをバックアップする際に使われる
- Windows など、他のOSでも使える
- 差分/増分バックアップが面倒になるのが欠点