CentOSでのインストール方法 ソース編
Linux 上で利用できるソフトウェアにはソースとパッケージの2種類の形式がある
- ソース
- パッケージ
ソースコードのインストール方法
流れ
- ソースコードの入手
- ファイルの展開
- configure の実行
- make の実行
- make install の実行
2. ファイルの展開
基本的にソースは tar と呼ばれるコマンド1つのファイルにまとめられ、 gzip, bzip2 というコマンドで圧縮されていることが多い
そのため、tar コマンドで展開する
3. configure の実行
- ソースで配布されているプログラムをコンパイルする時は、ユーザーが自分のシステムに合わせてソースの内容を変更する必要がある。
- 少しの手間で済むらしいが、多くのソースアーカイブには configure というシェルスクリプトが含まれている。
- configure スクリプトを実行すると、そのシステムに特有の機能が検出され、ソースをコンパイルするために必要なファイル類が自動生成される。
めっちゃ便利ですやん
configure スクリプトファイルがある場合の configure の実行方法
./configure
configure ファイルを実行しなおす場合
rm config.cache
前回実行した configure スクリプトの結果を消去する
4. make の実行
コンパイル作業。コンパイルには make コマンドを使う
引数なしで実行すればよろしいっぽい
make
5. make install の実行
- コンパイルが終了したら、ファイルシステムにインストールする
- インストールするためのコマンドは make install
※ ただし、インストール作業には root 権限が必要
make install
以上で、ソースのインストール作業完了