rc.d/

CentOS
  • 通常サーバプログラムのパッケージをインストールすると、起動用ファイルが rc.d ディレクトリにインストールされる。
  • 起動ファイルの設定（どのランレベルで起動させるか）などは「サービス設定」などのGUIツールで変更できる。

今回は CUI での設定変更の仕方

/etc/rc.d/

  • ディレクトリツリー
/etc/rc.d
 ├─  init.d
 ├─  rc
 ├─  rc.local
 ├─  rc.sysinit
 ├─  rc0.d
 ├─  rc1.d
 ├─  rc2.d
 ├─  rc3.d
 ├─  rc4.d
 ├─  rc5.d
 └─  rc6.d

ランレベルとはなんぞ

Linux の動作モード

基本的にこの2つさえ覚えておけばいいっぽい

  • Run level 1 -> シングルユーザーモード root のみログイン可。サーバメンテナンスの時など用
  • Run level 2 -> マルチユーザーモード （NFSマウントなし）
  • Run level 6 -> システムの再起動 reboot と同じようなもの

（Run level 4 は未使用らしい）

変更例

ln -s /etc/rc.d/init.d/httpd /etc/rc.d/rc3.d/S85httpd

左から順に

ln -s シンボリックリンク作成コマンド
/etc/rc.d/init.d/httpd 実態ファイル
/etc/rc.d/rc3.d/S85httpd 実態ファイルへのシンボリックリンク

シンボリックリンク

今回の場合 S85httpd

  • 頭文字でサービスの実行、終了を指示する。
S サービスの実行
K サービスの終了
  • 85は実行される順番
  • 最後にサービスの名前を付加する

/etc/rc.d/rc.local

Linux 起動時に、実行させたいコマンドがある場合、このファイルに書き込むことで実行させられる