fstab

Linux で何らかの記録デバイス(HDD, CD-ROMなど)を利用する際 mount というコマンドによってデバイスに作成されたファイルシステム(パーティション)を Linux ディレクトリツリーに割り当てる。

etc/fstab

  • fstab は、どのデバイスのどのパーティションを、どのファイルシステムで、Linux のどのディレクトリに割り当てるかを指示する為のファイル
内容例
proc    /proc    proc    defaults    0 0

左から順に

proc デバイスファイル名
/proc マウントポイント
/proc ディレクトリをマウント先に指定
proc ファイルシステムの種類
defaults マウントオプション
複数指定の場合は , (カンマ)で区切る
0 dump コマンドによるバックアップの指定
1 の場合、バックアップの対象
0 の場合、バックアップ対象外
なお、dump は ext2/3ファイルシステムのバックアップを行うコマンドなので、それ以外のファイルシステムの場合、1 を指定してもバックアップされない
0 fsck コマンドによるファイルシステムのチェックの有無
0 の場合チェックしない
1 以上を指定すると数字の小さい順に実行される